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在宅がん緩和ケア講演会の案内

在宅緩和ケアのすすめ=がんでもできる大往生=

平成24年5月1日に八幡浜在宅医療研究会を立ち上げて以来、在宅医療で多職種連携の在り方などについての勉強会も4年目を迎えました。 第8回講演会は、「がん緩和ケア」をテーマに企画しました。

近代ホスピスの母と言われている英国のシシリー・ソンダース先生が、1967年に聖クリストファー病院にホスピス病棟を開設したのが本格的な「がん緩和ケア」の始まりと言われています。それまで1950年代までの医療は、モルヒネなどの鎮痛剤を、「中毒になりやすく危険である」(これは現代では誤解であり医療用に適切に使用すれば危険な薬物ではないことが立証されています)ことを理由に、末期がん患者に対して使うことを控える傾向にありました。シシリー・ソンダース先生は末期がん患者の苦痛についてモルヒネの積極的使用によるコントロールをすすめました。

また精神的痛みを重視するとともに、全人的苦痛(total pain)としてとらえることの必要性を強調しました。医療の在り方をcure system からcare system へ変更する必要を説き、ケアの実践を述べるとともに、ホスピス運動の中心的存在でありました。このような医療は「ホリスティック医学;全人的医療(holistic medicine)」と呼ばれることもあります。

わが国では、1987年にWHO編集「がんの痛みからの解放」が翻訳出版され、これを契機にホスピス、がん緩和ケアの考え方が急速に広まりました。

しかしながら、実際に実践が広く普及したのは2000年に入ってからでした。 八幡浜医師会では、平成26年4月からモデル事業として月1回、松山ベテル病院の中橋先生、四国がんセンターの谷水先生、をはじめ松山からスーパーバイザーの先生方にお越しいただき、がん緩和症例検討会を重ねてきました。現在第11回まで症例検討会を実施しています。
この症例検討は症例に関係された皆さんを対象にしてきましたので少人数での勉強会でした。

せっかくの知識をもっと多くの方に知ってもらい、今後の活動の参考にしていただければとの思いから、松山ベテル病院の中橋恒先生をお招きして御講演いただくことになりました。 最後には、質疑応答など意見交換の時間も取りたいと思っております。 ご多忙中、誠に恐縮ではありますが是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時:平成27年3月4日(水)午後7時〜8時30分頃
場所:八幡浜みなっと・みなと交流館多目的ホール
演題:『在宅緩和ケアのすすめ=がんでもできる大往生=』     
講師:松山ベテル病院 院長 中 橋  恒 先生






 
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